初心者向け 初めてピクスクのWebイベントにサークル参加する方法 -オンライン同人サービス pictsquare

同人系

【初心者の完全ガイド】pictsquare/ピクトスクエアにサークル参加する方法

ここでは、同人オンライン即売会イベント「ピクトスクエア(pictSQUARE、ピクスク)」でサークル参加するための具体的な方法と、必要な画像のサイズや設定方法、見てもらえるためのポイントなどをなるべくカンタンに解説。

絵師
絵師
ピクスクで最推しのWEBイベがあるから本を出したい!リアルは距離的にも時間的にもムリだし。
でも参加するのに何をどうするの?

こんな方は、読むことで全体像が分かり、迷わず必要な準備に取りかかれますよ。

※一部執筆中のため未完部分あり。

 

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この記事はこんな方におすすめ

  • ピクトスクエアで初めてサークル参加する方
  • ピクトスクエアのサークル参加に必要なことを確認したい方
  • リアルイベントしか参加したことがない・Webイベントは初めて

 

ピクトスクエアとはオンライン即売会・WEB同人イベント

はじめに手短に確認します。不要な方はスキップしてください。

pictSQUAREとは?

© pictSQUARE@オンライン即売会サービス @pictsquarenet Twitterより

ピクトスクエア(ピクスク)はオンライン同人誌即売会サービス。コミケやComic Cityのような展示即売会をWEB上で行えるようにしたものです。

WEBオンリー」「WEBイベ」と呼んだりもします。

赤ブーブー通信社の「エアブー」のような大規模Webイベントは様々なジャンルを同時に扱う一方で、ピクスクでは特定の作品のキャラやカップル等に絞った小〜中規模イベント。だから好みが合えばとっても楽しいものなのです。

 

ピクトスクエアやWebイベント自体が初めての方はこちらがおすすめ:

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この記事は好きな絵師さんが参加するpictSQUARE(ピクスク)に行きたい・知りたい方向けに分かりやすく説明。

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ピクスクのイベントで出品できるもの・できること

同人誌だけでなく様々な形で作品を提供することができます。

  1. 同人誌やグッズの頒布・通販
  2. 作品(漫画・イラストなど)の展示
  3. ネットプリント提供
  4. エアスケブ受け付け
  5. 応援メッセージの受け付け
  6. 一般参加者とのチャット交流

「ネットプリントだけもOK」「当日不在OK」なんてイベントがあったり、開催時間ギリギリ直前まで準備ができるのも魅力。

本がなくても気軽に参加しやすく、リアルイベントより時間もお金も負担が少なくて済む。これがWebイベントの良いところです。

※ただし参加条件などは各イベントの詳細を必ず確認してくださいね。

 

ピクトスクエア は検索避け対策がされている

特に二次創作では住み分けが重要ですので、見られたくない人に見せないような仕組みは重要です。
ピクトスクエアは会員制になっておりGoogleなどのWeb検索から店舗に直接アクセスはできませんので、安心して出品できます。

 

ピクトスクエア サークル参加の流れ


  • step.1

    pictSQUARE(ピクトスクエア)会員登録
    「無料会員登録」ボタンから、画面に従って会員登録を済ませます。]


  • step.2

    イベントに参加申し込みをする

    該当のイベントページの最下部に「サークル参加申し込み」ボタンから申し込みと決済を行います。
    料金はイベントによって異なりますが、通常1日(24時間未満)で550円です。
    ※申し込み時点でサークルカットやお品書きなどは不要。後から追加・設定できるので気にせず完了


  • step.3

    必要な5つのものを準備する

    参加に必要な5つのものを準備に取り掛かります。


  • step.4

    イベント当日

    訪問者とチャット交流したり、会場を散策して他サークルの作品を楽しみましょう。

 

ピクトスクエアでサークル参加のキャンセルしたい場合

ピクスクでキャンセルできる? → できます。

キャンセル作業は主催者のみができるため、主催者へキャンセル希望を伝えます。承認されると参加費が全額が返金されます。

pictsquareでの返金方法:銀行振込、Amazonギフト券に対応しています。

銀行振込にする場合は手数料が差し引かれます。

何も希望しなければAmazonギフト券での返金になるようです。
筆者がキャンセルした時はAmazonの金券で全額返金されました (2023/5)。

 

サークル参加に必要な5つのアイテム

申し込んだらあなたの店舗用に用意するものが5つあります。

  • 作品
  • お品書き
  • サークルカット
  • 店舗外観
  • アバター

これらはあなたの出品物が魅力的であると伝えるためのものです。適当に準備すると肝心なイベント当日に「しっかり作っておけばよかったな」と後悔しかねません。

ギリギリになると面倒臭くなりがちなので「なる早」で済ませておくのが吉です。

用意するものと具体的なサイズ、良くするためのコツをお伝えします。
知っているものはスキップして構いません。

ピクスクのサークル参加に必要な5つサイズと方法一覧表

用意するもの サイズなど コツ・方法など
1. 作品 通販サイトなどのURL ・とらのあな、BOOTHなど
・複数リンクはリンク集を作るサービスを利用
2. お品書き ヨコ500px × タテ1000px クリスタなどお絵かきツールで作成可能
3. サークルカット タテヨコ 500px x 500px 同上
4. 店舗外観 タテヨコ224px 224px ・BOOTHで探す
・会場のデフォルト仕様のままにする
・ドット絵で自分で作成する
・イラストを入れる(おすすめ)
アバター 1体 32px x 32px を方向違いで12体
を一枚画像 ヨコ96×タテ128pxに
PNGの背景透過で書き出す
・プリセットから選ぶ
・BOOTHで探す (おすすめ)
・自分で作成する

用意した画像などの「設定方法」は後述します。

 

1. 自分の出品物を用意する

同人誌:通販サイトに登録する

代表的なところで「とらのあな」「BOOTH」「フロマージュ」に委託するケースが多いです。
イベント開催前までに商品ページが用意されるよう準備しておきましょう。

ネップリ:画像を用意し番号を取得する

開催までにネップリ用の画像を所定の場所へアップロードし、ユーザー番号を取得しておきます。この番号をコンビニのプリンターに入力してあなたの画像をプリントアウトします。

番号はお品書きにハッキリと記載するして訪問した人がすぐ見られるようにしておきます。

※サービス利用には無料登録が必要です

 

作品を展示:展示場所を決める

展示には「ぽいぴく」「Privetter」「pixiv」などがよく使われます。

  • ぽいぴくPrivetter
    →カジュアルな作品置き場としてよく使われます。
    パスワード保護されるページを作ることができ、その場合はお品書きか作品展示のリンクページ等にパスワードを記載しておきます。
  • pixiv
    →pixivユーザーならイベント会場に行かずに直接見ることができますが、「イベント期間だけ表示する」ことにするとイベントらしい希少性を与えることができます。

 

パスワードはカンタンに!

パスワードは極力シンプルにしましょう。
目的はセキュリティ強化の為でなくイベント参加特権のようなもの。難しいと脱落者が出て意味がありません。

4桁数字推しの名前の一部など、単純明快で難しくないものを心がけましょう。複雑で覚えにくかったりスマホ画面で入力しづらいものはNG。

「複雑でメモるのも覚えるのもムリ」なパスワードにしている人が意外に多いので残念です。私はそういう場合は面倒くさいのでもう見ません。

レイヤー
レイヤー
多くの人に見てもらうには「見る人に負担をかけない」のが鉄則なのね!

 

ピクトスクエア で複数のリンクを展示したい場合

絵師
絵師
私は展示作品が3つある。通販サイトは既刊・新刊でそれぞれURLがあるの。
この複数リンクはどう貼ったらいいの?

複数リンクが必要の場合は、以下の2つの方法でリンクを展示できます。

  1. 複数リンクを乗せたページができるサービスを使う
  2. ピクトスクエア連携サービス「ピクトスペース」で登録してリンクページを作る

→詳しくは別の記事にて紹介します。

 

2.お品書き

お品書き推奨サイズ:「ヨコ500px × タテ1000px」

ピクトスクエア お品書きサンプル

ピクトスクエア お品書きサンプル

お品書きとは出品内容が書かれたメニュー表。自分の店舗(販売スペース。ブースのこと)の訪問者に見せるためのものです。

ルールはありません。何を出品しているか一目見て分かるよう明快に伝えるようにしましょう。
複数あるのなら一つの頒布物ごとに枠線で区切るなどして工夫してください。

お品書きを見る人は、あなたのフォロワーやファンでない人もいます。ノリだけで作らず、あなたをよく知らない人でも分かるように心がけてください。

そのためには過剰なデザインは逆効果。

価格やサイズ、ページ数、タイトルなど、伝えるべき重要な情報はフォントで太字で打つなど、盛るよりも伝わりやすさを第一にして作りましょう。

 

3.サークルカット

推奨サイズは「縦横500px」

500pxは作成時のサイズであり、実際には60px角ほどの約1/8に縮小されて表示されます。そのため細かい文字は潰れて見えません。

サークル名が長い人は記号やロゴだけにする、文字を面積いっぱいに大きく入れる、絵だけにする、などの工夫しましょう。

 

4.店舗外観の画像

ピクスク店舗外観の例(BOOTHで購入したもの)

店舗の外観サイズ「224px 224px」の正方形。

「店舗」は自分の販売エリアでブースのこと。そして店舗外観とはその見た目のことです。上記は有料購入した外観。桜が可愛らしいです。

何も設定しないと初期設定の簡素な店舗の画像が表示されます。
あるいは主催者が会場全体を飾っているイベントでは、素敵な店舗外観の画像を用意してくれている場合があります。

店舗外観を用意するには、以下の3つの方法があります。

  • BOOTHなどで探す(有料・無料あり)
  • 自分で作る(ドット絵、イラスト)
  • 何もしない(会場の基本店舗外観になる)

 

自分で作る場合:
ドット絵で描くか、またはBOOTHなどで手配した絵をはめこむ方法があります。

店舗絵ではなくイラスト絵を店舗外観にする方法もあります。これは時短でできる割にはインパクトがあって会場内で目立ちやすくおすすめです。結構やっている方も多いです。

イラストを入れた店舗外観画像例

イラストを入れた店舗外観画像のイメージ例

 

イベント主催者が装飾された店舗を設定している場合があります。そんな時はわざわざ用意する必要がない場合もあります。イベント間近になると設定されていることがありますので会場をなんどか下見するといいでしょう。

 

5.アバター

アバターとはピクスクの会場内に入る際に必要な自分の「外見」です。入場する過程で既存のアバターから選ぶこともできます。

  • 既存のもの(プリセット)から選ぶ
  • BOOTHで探す
  • 自分で作る

 

プリセット:この種類から選べます。

pictsquareアバター

ピクトスクエア のプリセットアバター。ここから選ぶこともできる

 

BOOTHで探す:

キャラクター名を入れると無料配布されているものが見つかる場合があります。
BOOTHで「ピクスク (またはピクトスクエア、pictsquare )アバター」で探すと良いでしょう。

利用には禁止事項が何かなど、事前に規約を一読しましょう。

 

自分で作る:

ピクトスクエア 公式サイトより

ピクトスクエア公式サイトより

12パターンの絵柄が必要です。ドット絵を描くのが好きな方はオリジナルに挑戦して見ても良いでしょう。

  • アバターサイズは32 x 32で作成
  • 画像サイズは96×128
  • 各方向を向いた12個のキャラクターを1セットとして1枚画像にする
  • 背景は透過のPNGで出力しておく

 

ピクスクで5つの必要アイテムを設定する手順

ここではサークルカット、店舗外観、アバターを、店舗で使うための設定方法を説明します。

店舗外観やサークルカットはイベントごとに設定できるため、目的のイベントに申し込んだ後に行いましょう。

サークルカット、店舗外観は用意できている前提です。

ピクトスクエアで出品作品へのリンクを設定する

 

ピクトスクエアでお品書きを設定する

 

ピクトスクエアでサークルカットを設定する

 

ピクトスクエアで店舗外観を設定する

 

ピクトスクエアのアバターを設定する

※プリセットのアバターを使う場合はこの設定は不要です。

  1. ダッシュボードにログイン
  2. 左メニュー「アバター設定」をクリック
  3. 「ファイルを選択」をクリックし用意したアバター用画像を選択
  4. ページ下の「アバターをアップロード」をクリック
  5. 会場に入る際、アバターを選ぶ画面に上記のアバターが表示されます。それを選択しニックネームを入力して入場
ピクスクアバター設定画面

ピクスクアバター設定画面

 

 

ピクスクで用意した画像はどこで表示される?店舗の説明

ピクスク店舗の説明

サークルごとに店舗一つが割り当てられます。

サークルカットとお品書き

サークルカットはサークルの看板です。右下の正方形の部分に用意したサークルカット用の画像が表示されます。

サークルカットをクリックすると「お品書き」が表示される仕様です。

お品書きは店舗の中に入らずに見ることができ、店舗に入る前に何があるか素早くチェックできるものです。

中央の紫水晶 / 赤い本のアイコン

店舗内に入ってこのアイコンをクリックすると、ここから通販や展示物のURLがリンクされます。

ピクスク 中央のアイコン

 

【赤い本アイコン】
ピクスク連携通販サイト「ピクトスペース」へのリンク

【紫の魔法の玉アイコン】
それ以外の外部URL(とらのあな、booth、メロンブックス、プロフカード、ポイピク、pixivなど)

あなたが設定したリンク先によって自動でアイコンが表示されます。

左上のメッセージボード

匿名で訪問者がサークル宛にメッセージを匿名で送れるもの。エアスケブ(絵のリクエスト)やギフティのURLはここから送るよう告知すると良いでしょう。

ギフティ(giftee)とはオンライン完結で相手にカジュアルな贈り物ができるサービスで、「日頃の感謝を作家さんに贈りたい!」という場合など「差し入れ」感覚で使えるものです。

 

ピクスクでの注意点:委託販売は禁止

リアルイベントとピクトスクエアのWebイベントの大きな違いは、複数人数で一つのサークルとして参加する1サークル1名分の頒布がルールです。

委託販売ではそれこそ100人でも一人分の参加費で済んでしまいます。そうするとピクスク運営会社は売上損失となり赤字になってしまいます。

公式FAQで「委託販売」は禁止しています。

必ず参加する一人一人に参加費が必要になります。

合同サークルはピクトスクエアで禁止?

「合同サークル参加」のための機能はありません。
規約に直接の禁止の記述はなく、「合同サークル参加OKです」と公式から返信をもらっている方がいます。


ただしこの方の背景事情の場合はOKという判断の可能性もあり、実際は合同サークル禁止にしているイベント主催者が多いのも事実。

基本は主催者ルールに従い、不安な場合は公式にきちんと問い合わせをしましょう。

ピクトスクエア の参加費は550円/日。イベントによっては2日間にまたがるものもあり、その場合は1,100円。詳細は各イベントページで確認してく。

 

まとめ

いかがでしたか? 準備はもう完璧ですね!一度参加すれば大体雰囲気はつかめます。

この記事を読んだ方は、大切・必要なことはほぼ全て抑えているので、あとはどんどん形にしてゆくだけです。

たくさんの新しい人との出会いと、あなたのファンとの接点をいっぱい作ってくださいね。

 

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